タイと比較したベトナム物価|生活費・食費・家賃を徹底解説

東南アジア移住や長期滞在先として、ベトナムとタイは常に比較対象に挙げられます。どちらも日本より物価が安いイメージがありますが、実際には項目ごとに差があり、都市部か地方かによっても体感は大きく異なります。本記事では「タイと比較したベトナム物価」をテーマに、生活費・食費・家賃・交通費・外食事情などを中心に分かりやすく解説します。これからベトナム旅行や移住、海外ビジネスを検討している方にとって、判断材料となる内容をまとめました。

1. ベトナムとタイの物価水準を全体像で比較

結論から言うと、ベトナムの方が全体的に物価は安い傾向にあります。特にローカル向けの生活費ではその差が顕著です。タイは観光立国として成熟しており、外国人向け価格が定着しています。一方、ベトナムは急成長中の市場で、ローカル価格と外国人価格の差はまだ比較的小さい状況です。
ただし、近年のインフレや都市部の発展により、ホーチミンやハノイでは「想像以上に高い」と感じる場面も増えています。

2. 食費の比較|ローカル食堂はベトナムが圧倒的に安い

食費はベトナムの安さを最も実感しやすい項目です。
・ベトナムのローカル食堂:1食300〜500円程度
・タイのローカル屋台:1食300〜600円程度

価格帯は近いものの、量と満足度を考えるとベトナムの方がコスパが高いと感じる人が多いです。特にフォーやバインミーなどは安価かつ日常食として優秀です。
一方、外国人向けレストランやカフェでは、タイの方がやや高く、ベトナムは同クラスでも1〜2割ほど安い傾向があります。

3. 家賃の比較|同じ予算ならベトナムの方が広い

住居費は長期滞在・移住で最重要ポイントです。
・ベトナム(都市部・外国人向け):月5〜8万円で1LDK
・タイ(バンコク中心部):月7〜12万円で1LDK

同じ予算感で比べると、ベトナムの方が広く新しい物件を選びやすいのが特徴です。ただし、タイはコンドミニアムの設備(ジム・プール・セキュリティ)が充実しており、利便性では優位な面もあります。
「広さ重視ならベトナム、快適さ重視ならタイ」という住み分けがしやすいです。

4. 交通費・通信費の比較|ベトナムは日常コストが低い

交通費はベトナムがかなり安いです。
・配車アプリ(短距離):ベトナム200〜400円/タイ300〜600円
・SIM・通信費:ベトナム月1,000円前後/タイ1,500〜2,000円

特にバイク移動が主流のベトナムでは、日常の移動コストが抑えられます。タイは電車網が整備されている分、BTSやMRTの利用でやや出費が増えがちです。

5. どんな人にベトナム・タイが向いているか

物価面だけで見ると、生活コストを最小限に抑えたい人にはベトナムが向いています。スタートアップ起業家、ノマドワーカー、長期滞在者には魅力的です。
一方、タイは物価はやや高めでも生活インフラの完成度が高いため、家族帯同や初めての海外移住には安心感があります。
どちらが優れているというよりも、「何を重視するか」で選ぶのが正解です。

まとめ

タイと比較すると、ベトナムは食費・家賃・日常コストの面で総じて安く、コストパフォーマンスに優れています。一方で、タイは利便性と快適さ、外国人向けサービスの充実度が強みです。
ベトナム物価は年々上昇していますが、それでも東南アジアの中では依然として魅力的な水準です。これからの旅行・移住・ビジネス検討において、本記事が判断の一助になれば幸いです。

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