空港到着から市内までの完全ガイド｜ホーチミン編

2025.06.12

東南アジア屈指の観光都市、ベトナム・ホーチミン。活気ある街並み、美味しいグルメ、歴史ある建築が魅力ですが、初めて訪れる方にとって最初の関門は空港から市内までの移動かもしれません。この記事では、ホーチミン・タンソンニャット国際空港（SGN）に到着してから、市内中心部（1区や3区など）へ移動する方法を、わかりやすく解説します。タクシー・配車アプリ・バス・両替・SIMなど、空港到着後すぐに必要な情報を網羅しました。

1. タンソンニャット国際空港の基礎情報

ホーチミンの玄関口であるタンソンニャット国際空港（SGN）は、市内から約6〜8kmほどの距離にあります。所要時間は車で約20〜40分と短く、東南アジアの主要都市の中でもアクセスの良さが魅力です。

国際線の到着ターミナルは「ターミナル2（T2）」で、日本からの直行便もここに到着します。

2. 到着後にまずすべきこと（両替・SIMカード・トイレ）

両替

空港の到着ロビーには複数の両替所がありますが、市内よりレートはやや不利です。最低限必要な金額（タクシー代・SIM代）だけ両替し、残りは市内で行うのがベターです。
→目安：30万〜50万VND（約1,800〜3,000円）

SIMカード or eSIM

到着ロビーでは、Viettel、Mobifone、Vinaphoneなど大手キャリアのSIMカウンターがあります。1週間〜1か月のプリペイドSIMが安価で販売されており、すぐに開通してくれるので安心です。
→料金目安：100,000〜250,000VND（約600〜1,500円）

＼読者限定オファー／
ベトナム旅行に便利なeSIMサービス「Saily」が、この記事をご覧の方限定で5ドル割引！
購入時にプロモーションコード「DOMUEH5022」を入力するだけでOK。
手軽にネット接続を確保して、快適な旅をスタートしましょう。
<「Saily」公式サイト→https://saily.com/ja/>

トイレ・飲料水

入国審査後にすぐトイレと給水ポイント（またはコンビニ）を確認しておくと安心です。

3. 市内までの移動手段の比較（タクシー／Grab／バス）

4. 各移動手段の利用方法と料金目安

タクシー（ビナサン／マイリンなど）

空港を出た正面に「タクシースタンド」があり、ビナサン（Vinasun）やマイリン（Mai Linh）などの正規タクシーが並んでいます。スタッフが案内してくれるので安心です。

• 初乗り：12,000〜15,000VND
• 市内中心部（1区）まで：150,000〜250,000VND（約900〜1,500円）

※「白タク」や強引な客引きには要注意！

Grab（配車アプリ）

Grabアプリを事前にインストール＆登録しておけば、空港でも便利に使えます。「GrabCar」を選択し、ピックアップポイントを指定すれば完了。

• Grabアプリでは事前に料金が提示されるため、ぼったくりの心配なし
• 空港では「国内線ターミナル側」や「Grab専用レーン」が指定される場合あり

バス（109番・152番など）

もっとも安価な移動手段。バス停はターミナルを出て左側にあります。

• 109番バス：1区の「ベンタイン市場」まで直通。エアコンあり。約40分。
• 料金：20,000VND（約120円）

※大型スーツケース持ち込み不可の場合あり。現地の人との距離が近く、文化体験としては魅力的。

5. 移動時に注意すべきポイントと豆知識

• スリ・置き引き対策：空港・バス・人混みでは貴重品の管理を徹底
• Grab利用時のWi-Fi／SIM確保：空港内フリーWi-FiまたはSIM購入を優先
• 深夜便の注意点：バスは深夜運行していないため、Grabまたはタクシー一択
• チップ文化：基本不要ですが、タクシーで端数を切り上げる程度が一般的
• 到着が遅延した場合：ホテルへ事前連絡 or 予約サイト経由で対応を

まとめ｜ホーチミン空港から市内へは「事前準備」がカギ

タンソンニャット国際空港から市内中心部への移動は、他のアジア諸国と比べても比較的簡単ですが、事前に情報を知っているかどうかで安心感が大きく変わります。

• 荷物が多いならタクシー or Grabがおすすめ
• コスパ重視なら109番バスも選択肢
• 到着直後は両替とSIM確保を最優先に

しっかりと準備して、ベトナム旅行のスタートを気持ちよく切りましょう！

（Photo by Unsplash.com）